無事100キロ(つづき)
こんにちは。五番街マスター牛垣です。
昨日の営業後、仲間と一緒にランニング練習を行いました。
いつもの練習コースの予定でランニング開始いたしました。
私も100キロ大会後ですので、
「ジョグ程度でお願いします」と、仲間にペースを合わせてもらっておりました。
中3日は静養と、徒歩通勤での血流回復によって筋肉疲労物質を
早く解消すべく努めておりましたので、まあ、ジョグであればついていけるだろうとかんがえておりました。
が、結果は、
3キロもちませんでした(涙)
谷津干潟の周回コースの入口でリタイアでございます。
ここで、谷津干潟周回コースに入っていく仲間を見送り、
ひとりトボトボ、「浜町ランステーション五番街」まで歩いて帰りました。
谷津干潟周回コースをたっぷりと堪能した仲間達と、その後合流し、
また、職場から直行で駆けつけてくれた仲間も参加し、
「ランステーション五番街」で、十分なプロテイン、水分(原料:麦芽や米)、炭水化物を
たらふく補給したのは言うまでもありません。
(世間では、「居酒屋五番街」での、単なる飲み会とも言われております(笑))
★★★100キロ完走(その後)★★★
①スタート
富士北麓公園のグラウンドからスタートです。前夜の大雨もすっかりと止み、天気予報のとおり、
快晴に向かっておりました。
【服装・装備】
長袖シャツ(マーモット製品)の上にTシャツを重ね着し、
→(菅平にあるラグビープロショップRYU製品、そして背中には「がんばれ おれ」の文字が!)
短パンにパワーカーフ(スキンズ製品、ふくらはぎ部分だけの靴下のようなもの)
練習でしっくり来ていたトレラン用シューズ(ノースフェイス製品)、
首筋の日よけがある帽子(エーグル製品)
ドリンクボトルホルダー付きのウエストポーチ(ノースフェイス製品)
今回は、給水所での補給に頼ることとしたので、
持ち物は
水用ペットボトル(キャップがくっついているJR製品)
スマホ、手ぬぐい、塩タブレット、BCAA錠剤、鎮痛剤(ロキソニン数錠)
でした。
②山中湖
山中湖までは、林の中を抜ける、だらだらの下り坂が多いため
最初からオーバーペースになってしまいます。
山中湖周辺は、湖畔の遊歩道区間も多いので、基本的にはフラットなコースです。
まだ、富士山は曇り覆われておりました。
③河口湖
スタート地点付近まで一度戻るようなコースなので、逆にだらだらの上り坂が続きます。
その後、河口湖に向けて一気に下っていくので、
40キロを過ぎた、普通であればフルマラソン完走した距離くらいから続く下りに、
太ももが、攣りはじめの様子、けいれんし始めました。
今回は、5キロごとにあります補給所で、しっかりと塩タブレットや氷砂糖をポケット一杯に
確保し続けておりますので、
こんな時には、塩タブレットを口いっぱいに頬張り、ガリガリ!
太ももが攣る直前で回避できました。
このような太ももの攣り対策が、この後も下り坂のたびにガリガリ!ガリガリ!
と続きました。
また、エネルギーについてですが、100キロを完走するのには、私の体重60kgですと
10キロの距離(約1時間)あたり600キロカロリーが必要となってきます。
100キロですと、6000キロカロリー、中年男性の一日3回の食事の合計が2000キロカロリー程度ですので、3日分でございます。
今回は、最初から最後まで、ほぼ何かを食べっぱなし作戦でした。
前半は氷砂糖を常に口に入れて「がりがり」
後半は、補給所にあるカステラ、饅頭、ばなな、おにぎり、バームクーヘン、あんこ玉等々
カロリーの高そうなものを口に入れ続けました。
さすがに70キロを超えると胃が気持ち悪くなってきて、甘いものを受け付けてくれなくなってきましたが、
オレンジや、90キロ付近にあった「おかゆ(キユーピー製)」は、本当に美味しくいただけました。
湖畔の桜が満開の時期に合わせて、観光バスや車など多くの観光客のなか、
大汗かきながら黙々と走る集団は、異様な光景だったことと思います。
外国人観光客のカメラにも結構収まったことでしょう。
このころになると、自分の汗の臭いが強くなってくるんですよね。
観光客の皆さま、すみませんでした。
河口湖湖畔がもうすぐで終わりに差し掛かるころに、
とうとう富士山が姿を見せ始めました。
でかっ!
真っ白!
結構急勾配!
④西湖
昨年、初めてこのコースにチャレンジしたときに
「西湖はでかい!」と思ったのです。
今回は、違いました。
「西湖はまあまあでかい!」と。
昨年は行きの段階から、既に身体が重く、
帰路ではほとんど歩いているのと同じくらいのペースでしか走れなかったからです。
今回は、食べっぱなし作戦のおかげなのか、帰路になっても、まあ何とか走れましたので、
前を行く参加者を抜くたびに、昨年の自分を思い出しながら、
「がんばりましょう!」と心の中でつぶやき、
そして、今の自分に対して
「がんばれ おれ」と応援しておりました。
⑤精進湖
西湖から精進湖への連絡する峠が結構きつかった記憶がありました。
が、今年はほとんど歩く区間もなく順調に進めました。
既に半分以上の距離を走破してきたので、少しだけ気持ちに余裕が出てきました。
よって、
自撮り
こんな写真を沿道のボランティアの方にとっていただきました。
この後70キロ付近の関門でも、
二宮の金ちゃんとのツーショット!
トイレで(大)にて軽量化をはかり、代わりにおむすびを頬張りました。
トイレでは足が攣らないようにするのが、実は一苦労なんですよね。
⑥西湖~河口湖~ゴール
100キロの部で一番上流まで登ったので、
これからは下りのコースとなりました。
湖と湖の間の連絡部分が、下り坂基調だったので、そのたびに
塩タブレットを頬張り、バリバリ。
ちなみに、足の攣り(の痛み)は、鎮痛剤、ロキソニンであっても効きませんよ(笑)
攣った筋肉を治すには、
塩(塩化ナトリウム)の補給が必要なのではなく、
ナトリウムイオンの補給が必要なのです。
補給所に「塩」単独でさらに盛られていますが、それを単独で舐めると
逆に細胞内の浸透圧調節によって、一層脱水症状を起こす恐れがありますのでお間違えの無いように。
80キロを超えるころには体力の限界、全身筋肉痛でペースダウンしました。
90キロ当たりで一度ペースを戻そうとチャレンジしましたが、
ゴール直前の最後の5キロが上り坂が続くんですよね。
トボトボしょんぼりと歩き続けた去年とは違い、今年のマスターは走りました!
走って上りました!
⑦ゴール
90キロ地点を超えてから、何とか13時間切りの記録が見えてきていましたが、
体力も限界状態だったので、最後の最後、ゴールするまで気を抜かず頑張ろうと、
最後の一瞬まで楽しもうと、この大会に参加できたことへの感謝の気持ちをかみしめようと
いろいろと考えました。
スタート前までは、走りながら、これまでの一年の反省や、これからの目標など、
五番街のこれからの方向性や日々の作業の改善点など、
子ども食堂のことなど、
ゆっくりと考えられるかなあと思っておりました。
が、結局、何も考えられませんでした(笑)
反省しながら、12時間54分05秒の富士四湖観光は終わりました。
おまけ

参加賞はノースフェイス製品。ただし昨年いただけたバスタオルは今年は無し