私たちが考える「子ども・子育て」とは
〜次世代を担う心豊かな人づくり〜
子ども時代(特に乳幼児期)は、さまざまな経験や人との関わりを通じて、考える力、工夫する力、失敗してもあきらめない力など「生きる力」を育む、生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期です。
また多くの若者達は、新型コロナ感染拡大で先が見通せない中、社会参加の機会が失われてしまうなど、自分の将来への不安を募らせています。
そこで、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を願って、私達と一緒に地域の子ども子育てを応援しませんか。
「子ども・子育てに関する理念」
★ 子どもは、社会の一員として大切にされること。
★ 子どもは、人としての一人ひとりの価値観が尊重されること。
★ 子育ては、子どもの最善の利益を優先し、心身共に健やかに育つ豊かな環境で行われること。
「子ども・子育てに関する環境づくり方針」
1 子ども一人ひとりの価値観を大切にする
・子どもを主体として受け止め、主体として育てる
2 子どもがやりたい事をのびのびと取り組むことができる安全・安心な環境を作る
3 大人がまずこどもの気持ちを受け止める
・言動や行動に対して、愛情を持って共感を表現し、その上で異なる意見や考えを持っていることを愛情を持って伝える
4 大人の目線で先回りせずに見守る
5 大人の行動や言葉が子どもの気持ちに与える影響を意識し、他人や自分と比べる言葉や否定の言葉は使わずに、子どもの想いに寄り添う
6 子ども一人ひとりが持つ多様性を認め、尊重しあうという姿勢で対応する
「子ども・子育てに関する行動指針」
ハレカフェは、コハレLABOが運営する、子ども・子育て応援活動の場です。
ハンドドリップコーヒーや、自然平飼いの卵など、食材にこだわったカフェメニューを楽しめる居心地の良いカフェ形態を運営しています。
しかし、子連れOK、車椅子OK、ランドセル姿の小学生も立ち寄れます。お客様も笑顔で見守ってくれていたり、中学生の職場体験学習を毎年受け入れたりしています。
ハレカフェは、子どもたちと地域の人たちが触れ合う、とても自由な、ご近所さんみたいな、大きな家族みたいな、みんなの居場所です
(※注意:保育園としての認可は無いので、預かり保育等は行っておりません)
そんな、ハレカフェでの日常におきまして、子どもは、地域の中で人間関係を広げていく中で「豊かな心」「社会性」「多様性」などを身に付けていくものであり、そのためコハレLABOのめざす役割を次のように考えます。
(地域での子育て)
・子育てを孤立させないため、子どもや子育て世帯の行きたい「居場所」となり地域で子育てする役割。子どもが親子関係だけでは味わえない、子どもであっても「一人の人間として扱ってもらえる」実感、喜び、責任感を感じる場となる。
(社会体験)
・教育は学校の外にも必要。例えばお金の支払い体験ができるなど子どもにとって社会体験学習の場になる。
(他者の価値観を認識)
・親や親戚以外の多くの大人から愛され大切にされる感覚を体験できる場所としての役割。
・他者の価値観を尊重できる社会性を学べる場所としての役割。例えば他人との距離感や人の気持ちを受け止める、一つのおもちゃをめぐって年上、年下との関係性を実感するなど。
(好奇心を育てる)
・大人の価値観を押し付けるのではなく、子ども達の「やりたい」を尊重し、最低限の安全確保をしながら好奇心を育てる役割。
これらの役割を実現するために、私たちは
・人間関係が子どもたちに与える影響の大きさを自覚し、子どもたちの模範となるよう常に一人の人間として尊敬される人間性を磨き、明るい居場所をつくることを目指します。
・一人では判断せずに、報告、連絡、相談による連携を密にしていきます。
・一方通行のケアではない、子どもの心に問いながら接する感情を汲み取れるコミニュケーションを心がけます。
・言葉のやり取りができる幼児は時として言葉が裏腹になることがあるので、その子の気持ちや心を捉えるように細心の注意をいたします。