コハレ縁日(その2)「ゆるく・無目的な集まりから生まれるあたたかなコミュニティ~」

みなさんこんにちは。学生ボランティアのしゅうとです。

前回の投稿に引き続き、1/28(日)にハレカフェで開催したコハレ縁日の様子について、僕が感じたことをお届けします。
文字だらけですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

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地域に「きっかけ」や「選択肢」、「人との接点がもてる仕掛けづくり」が増えるだけで、とっても地域は面白くなれる、人と人とが無理なく自然につながれる、
そのことをコハレ縁日の開催を通して強く実感しました。
カフェの常連さんや子ども食堂をご利用のご家族、そして「はじめて来ました」「ずっと気になっていて」という方も含めてハレカフェ店内に子どもから若者、社会人から地域の高齢者までが集い、語らう。
そんな立場や年齢に囚われない、まさに「ごちゃまぜ」な環境が店内には生まれており、今の社会ではなかなか目にしなくなった、そんなちょっぴり不思議な光景が広がっていました。
特に印象深かったのが、この投稿の一枚目の風景。地域のおばちゃん(カフェの常連さん)の周りにお子さんやボランティアさんが集まっている様子です。
知らないおばちゃんから「話しかけてもらう」「手作りの物をもらう」という経験をして、子どもたちは、地域に対する信頼感や、学校や親御さん以外にも身近に信頼できる大人がいる、そんな地域に対する信頼感や感覚を、コハレ縁日での小さなきっかけによって獲得することができたのではないかと思います。

「知らない人とは話してはいけません」と一律に家族や知り合い以外の方と、
地域において交流する場がないからこそ、子どもたちに限らず大人も狭く、閉じられた環境の中で、同じような価値観の人としか会わないことが増えているのではないでしょうか。自分と同じ価値観を持つ人と話すことはとても心地が良いものです。ですが、様々な価値観に触れる機会が少ないと自然と視野は狭まり、少しでも違う意見の人とは話さない、避ける、、。
それが「当たり前」になってしまった社会では、周りの人に頼ることも、想いを馳せることもできなくなってしまったのではないでしょうか。

ですが今回のような年齢や立場も「ごちゃまぜ」で「無目的」な場に自らちょっと足を踏み入れてみたり、あるいは誰かに誘われたり、声かけしたりされるきっかけを通して、
普段の生活では得られないような価値観に触れ、その中で自分のことについて考えたり、これからの将来のヒントとなるような「きっかけ」が得られるのではないでしょうか。
今の社会には、そのようなきっかけや選択肢がなくなってしまっているように思えてなりません。そのため小さなカフェからでも、今回のような縁日を通して地域にきっかけや人との出逢いが保障されてほしい、そんなことを思いました。

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そんなことを考えた一日でした。地域に「ゆるく」「無目的」な仕掛けや場所があれば、そこを拠点に多くの人が言葉を交わし、あたたかなコミュニティが生まれる。
それを実感したからこそ、そんな場をもっと地域に増やしていこうと思いました。

今の社会の抱える課題として、人と人とのつながりが「薄い・深い」、その両極端さにあると思います。
ただ、縁日のように「無目的」で「ごちゃまぜ」な空間が地域にあれば、その両極端さが埋まり、
ゆるいつながりから徐々にお互い信頼し合えるようなあたたかいコミュニティが生まれる、
そんなことを信じて定期的に無目的な場を設けていけたらと思います。
ぜひみなさん、そんなごちゃまぜ・無目的な場に巻き込まれに、遊びに来てくださいね。

長々と想いを書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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